人身事故ワースト5交差点その1

○熊本県の交通事故の状況
2016年の人身事故件数は6,151件、交通事故死傷者数は7,996人となっ
ています。

交差点(付近)事故の第一当事者の割合は、64歳以下と比較して65歳
以上74歳以下、75歳以上が大きくなっています。

また、65歳以上の歩行中・自転車乗用中の交通事故死者数のうち交差点(同)事故による死者数が占める割合は57.1%となっています。

 

高齢者の方が交差点を運転・通行される際には、より安全な運転、丁寧
な安全確認が必要です。
今回から5回に分けて、人身事故ワースト5の交差点を取り上げたいと思います。
どちらも交通量の多い交差点になっています。
ぜひ、ご確認の上、安全運転にお役立てください!

 

ワースト1:中央街交差点

★交差点の形状・特徴・通行状況

 

この交差点は、六差路交差点で、二交差点を一つの信号で制御している。二交差点の内、南側の交差点は、東からの道路が下り坂で南北道路と平行に走っている。朝夕の通勤時間帯に渋滞している。
★件数が多い事故類型の主な要因と予防方策

【追突事故】
要因:左折矢印を青信号と誤認し発進したことによる。
予防方策:信号をよく確認する。

【右折事故】
要因:横断歩道上の自転車に対する安全不確認による。
予防方策:進路前方の横断歩道をよく確認する。

【右折車と直進車の事故】
要因:対向車両に対する確認不足による。
予防方策:対向車両に対する安全確認を徹底する。

【左折事故】
要因:左側端に寄らないまま左折を開始したことによる。
予防方策:左折の際は左後方を確認した上で左側端に寄って左折する。

【出会い頭事故】
要因: 左折矢印を青信号と誤認し発進したことによる。
予防方策:信号をよく確認する。

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