「正常性バイアス」ご存じですか?(台風24号近づいています)

yahooニュースに「正常時バイアス」についてのニュースがのっていました。

https://news.yahoo.co.jp/feature/1097

一般的なイメージとして、災害に直面した際には人々は慌てふためきパニックになるのではないかと想像する人が多いと思います。しかし実際にはパニックになるケースは少なくて、むしろその逆で危険なのに焦らずに「どうせ大丈夫」だろうと過小評価して逃げ遅れることがあります。

そもそも正常性バイアス(正常化の偏見)とは何かをひとことで言うと、災害などで目の前に危険が迫っていても、正常な日常生活の延長線上の出来事として捉えて、「自分は大丈夫」「まだ大丈夫」「どうせ大したことない」などと考えてしまう人間の心理的な傾向のことです。
地震、津波、火災などの災害に出くわしても、危険を感じ取ってすぐに行動できる人は実は思いの外少なく、自分はこの災害で死ぬかもしれないと考えて、すぐに逃げることができる人は少ないと言われています。

西日本豪雨災害において、被災された方々のコメントに以下のようなものがありました。
「これまでこんな土砂災害が起ったことはなく、大丈夫だと思った。」
「避難指示が出ていたが、まさか自分が本当に被災するとは・・」
「河川が氾濫したが、二階にいれば大丈夫だと思った」

 

「いつもどおり」を崩すことはとても勇気が要ります。

コストもかかります。

しかし、何よりも大切なのは人の命です。

台風24号も接近しています。

災害に直面した時、どうか「正常性バイアス」を取り去って今できるかぎりの命を守る行動を取ってください。

 

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