新入社員Pちゃんの「おしえてソンポ」②

Pちゃん:センパイ!生命保険は年齢が上がると高くなるのは、年を取った方が病気のリスクが高くなるからでしょうが、

なんで自動車保険は年齢が若い方が高いんですか??

センパイ:自動車保険の保険料を決めるためには色んな要素があるんだけど、年齢について疑問に思ったのね。

Pちゃん:高齢者の事故とかよくテレビで見て、高齢者の方が事故が多そうですが。

センパイ:自動車保険の年齢条件は、全年齢補償が高くて、21歳以上、26歳以上、35歳以上とだんだんと保険料が低くなってるよね。

センパイ:このグラフを見てみて。

これは、高齢人口の増加の影響を除くために、運転免許保有者10万人あたりの事故件数の表なの。

※損害保険料率算出機構より抜粋

Pちゃん:ダントツで16~19歳が事故件数が多いですね!!次は20~29歳だ。

センパイ:この表で一目瞭然だけど、やはり事故の確率が高いので、若い人の方がどうしても保険料が高くなるって訳なの。

たしかに高齢運転者の事故は、痛ましい死傷事故が多くて注目されてしまうけど、実際には、若年運転者の方が事故を起こしやすい傾向にあるのよね。

Pちゃん:そうなんだ。私の年代はとっても事故多いですね。

センパイ:ちなみに、2008年に比べたら10年後の2018年には全体的に事故が少なくなってるよね。何でか分かる?

Pちゃん:たしかに、16~19歳で2008年に2,500件くらい発生していたのが、2018年は約1,500件。約1,000件も減ってますね!

みんなが安全運転を心掛けるようになったからかな??

センパイ:多分2008年も、2018年も同じように安全運転は心掛けてるかと思うけど、、、

これは、政府が交通事故減少のための取り組みを行っている事が大きいようだね。

1,飲酒運転等の厳罰化(2014年5月施行)

2,道路交通環境の整備

・「事故ゼロプラン」死傷事故率の高い事故多発箇所に対する集中的な事故対策

・「ゾーン30」最高速度を時速30kmに制限する地域を整備

3,自動車の安全性能の向上

先進安全自動車(ASV)の開発普及の促進、衝突被害軽減ブレーキ等の装置の安全確保・環境保全のための基準の整備等

こういった取り組みの効果が出てきているね。

Pちゃん:よく車のCMでも安全性能についてやってますよね!

自動車事故のニュースを見るととても悲しい気持ちになってましたが、こうやって年々事故が減っているのは本当にうれしいですね。

私も、最初はめっちゃ緊張して冷や汗流しながら毎日運転してたけど、最近少し運転に慣れてきて、運転しながら歌う余裕も出てきてたんですが、改めて気を引き締めて運転しなきゃって思いました。

 

 

 

 

 

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