もしも誰かに「保険の見直しに適した季節はいつ?」と聞かれることがあったら、それは「春です」とお答えします。
保険のかけ方は、暮らしのあり方と密接に関わります。

春は入学、卒業、就職、転職、転勤、異動、引越、退職など、さまざまなイベントが発生する節目の時期です。
何かと忙しい時期ではありますが、いざというときに補償対象外とならないように、ぜひこの機会に見直しをお願いします。

今回は、一番身近な自動車保険について事例を踏まえて紹介します。

<ケース1>最近免許をとったお子さまがいらっしゃる

免許をとったばかりのお子さまが、まず最初に乗るのは、実家のクルマだと思います。

こんな時に保険の見直しをせずに子どもを運転させるのは×。

免許取りたてでの運転は、事故と隣り合わせです。自動車保険の見直しをしないままにもしも事故を起こしてしまうと、保険が使えず、修理費や賠償金が全額自己負担となる可能性が高いです。それだけでなく、保険が使えないので、保険会社は示談交渉をできないため、事故相手との交渉を自分自身で行わなければいけなくなります。

どうしてそうなるかといえば、、、

実家のクルマの自動車保険は、子どもが運転することを想定していないプランで契約しているのが通常です。親しかクルマを運転しない暮らしが長ければ、他の人は乗らないという条件を付けることで自動車保険料を割安にしたプランで契約していることが多いです。

具体的には、「本人・配偶者限定」「35歳以上限定」といった、運転者を限定する特約を付けて保険料負担を軽くしているケースが多いです。

「本人限定」というのは、自動車保険の契約者本人が起こした事故だけを補償対象にする割引制度です。同類のものに、補償の範囲を本人と配偶者に限定した「本人・配偶者限定」があります。

①今後、同居の子どもが免許を取得してハンドルを握ることが明らかな場合は、これらの限定は外しましょう。

もうひとつの「35歳以上限定」は、運転者の年齢条件のひとつです。10代~20代前半は特に事故率が高いという統計データに基づき、どの保険会社でもこうした年齢条件が用意されています。
THEクルマの保険では「全年齢補償」「21歳以上補償」「26歳以上補償」「35歳以上補償」などがあり、契約者が選べるしくみになっています。年齢の下限を上げれば、保険金請求の可能性が低くなるぶん保険料が割安になります。

運転するのがずっと夫婦2人だけであったなら、毎年の自動車保険の更新時にプランを選ぶなかで、おのずと「30歳以上補償」や「35歳以上補償」を付けて保険料を割安にしているかと思います。

②今後、10~20代の子どもが運転することがあるのなら、「全年齢」「21歳以上補償」「26歳以上補償」など子どもの年齢をカバーするものに変更が必要です。

お子さまが実家のクルマに乗ることになったらまずは①、②を確認ください。

あとは、運転に不慣れな時はうっかり壁にぶつけたり、傷つけたりも多いかもしれません。車両保険がついてない場合はぜひご検討ください。

そしてもしもの事故の際はやはり慌ててしまいパニックになるかもしれません。そんな時のためにも「つながるドラレコ」をぜひおすすめします!

 

<ケース2>仕事が変わってクルマ通勤になった

春は、仕事が新しくなることの多い季節です。異動や転勤、あるいは転職などで、クルマを通勤で使うことになったという場合は、忘れずに自動車保険の見直しをしておきましょう。

というのも、自動車保険はクルマの使用目的を定めて契約するもので、「通勤・通学使用」よりも「日常・レジャー使用」を選んだほうが自動車保険料は安くなります。

おもに週末くらいしか運転しない場合は「日常・レジャー使用」で契約しているかと思います。そのため、今後は通勤でクルマを使う場合は、自動車の使用頻度が上がるのに合わせて「通勤・通学使用」に変更する手続きが必要になります。

※「通勤」の定義は運転者本人自らが業務を行う場所までの経路を移動する手段としてのみ契約自動車を用いることで、月15日以上使う場合のことをいいます。家族に最寄りの駅まで送迎をしてもらっている場合は「通勤・通学」にはあたりません。

今回は二つのケースをご紹介しました。

クルマを運転する方が増える、減る、運転する使用が変わるなど、何か変更がありましたら、お気軽にお問い合わせください。すぐに保険の内容をご確認させていただきます!

 

無料相談 インターネット契約
無料相談 インターネット契約