関東大震災から100年 災害用伝言板WEB171

2023年9月1日(金)は防災の日であり、今年は関東大震災から100年の節目にあたります。防災の日のはじまりは、1923年(大正12年)9月1日に起きた、関東大震災にちなんで制定されています。

防災の日とは、どのような日なのか???

防災の日とは、1923年(大正12年9月1日に起きた関東大震災を教訓に、国や国民が広く「台風・高潮・地震」などの災害について意識を高めて、災害に準備する日となっています。

 

今回は、災害時の連絡方法にピックアップしてお伝えしたいと思います。

地震を始め、災害が起きると被災地への通話、被災地からの通話が集中し、通話ができない状況に陥ります。

災害規模が大きければ大きいほど通話が多くなります。そうなると通常の一般回線のキャパシティーを超えてしまいます。熊本地震で経験された方も多いかもしれません。

そこで、登場するのが、

災害用伝言板(WEB171)」です。

災害時TOP画面 | 災害用伝言板(web171)

災害時専用の特別回線を利用しているので、一般回線がつながらなくても、WEB171は問題なく利用することができます。

WEB171はいつ使えるの??

震度6以上の地震が発生した場合、WEB171はすぐに使えるようになっています。震度6以下の地震やその他の台風による災害などは、電話の通信状況を勘案して東日本・西日本が検討して利用の判断を行います。

提供開始時にはテレビやラジオ、各社のホームページにて、利用開始のお知らせがされる仕組みになっています。

※体験利用について

災害発生時に備えて利用方法を事前に覚えていただくことを目的として体験利用ができる機会が提供されています。

<体験利用提供日>

・毎月1日、15日(0:00~24:00)

・正月三が日(1月1日0:00~1月3日24:00)

・防災週間(8月30日9:00~9月5日17:00)

・防災とボランティア週間(1月15日9:00~1月21日17:00)

【2023/9/6現在、台風6号接近に伴い災害運用を開始されてますので、現在利用可能です!】

 

WEB171が災害時に使えることは分かったけど、どういう風に使うの??

利用例

1,家族観での連絡(被災地同士)

・お母さんは、〇〇ちゃんと一緒にいます。無事です。〇〇小学校の体育館に避難しています。〇〇小学校で合流しましょう。

・お父さん無事ですか?どこにいるか連絡ください。私たちはお母さんと3人で〇〇小学校に避難しています。

2,被災地外への連絡(被災地内から発信)

・〇〇です。自宅も私たちも無事です。心配しないでください。

3,被災地外からの連絡

・〇〇です。地震があったようですが大丈夫ですか?心配しています。連絡ください。待ってます。

このように、主に安否確認のツールとして使われるのがWEB171です。

なお、伝言できる文字数は100文字までなので簡単に要点だけ登録するとよいですね。

 

 

WEB171の使い方 大事な部分をピックアップ。

※詳細はNTT東日本 災害用伝言版 HPをご確認ください。

災害用伝言板(web171) | 災害対策 | 企業情報 | NTT東日本 (ntt-east.co.jp)

 

WEB171に伝言を登録する際には、電話番号をキーにして登録する仕組みになっています。登録する際の電話番号を何にするかは、あらかじめ家族や友人に伝えておく必要があります。

家族の代表者の電話番号で登録し、みんなで共有するのもよいですし、家族それぞれが自分の電話番号で登録しても構いません。

 

試しにやってみました!

1,電話番号を入力して、登録ボタンをクリックする。

2,名前、安否、伝言を入力して、登録ボタンをクリックする。

確認方法

同じようにTOP画面から、電話番号を入力して、今度は確認をクリックする。

伝言を確認することができます!

同じところに書き込むこともできます。

同じところに伝言のやり取りができますので、家族の伝言板として使うことができます。

今、朝ドラの「あまちゃん」の再放送をBSでやっていますが、今週がちょうど東日本大震災の回です。東京にいるアキは、北三陸の海沿いに住む祖母の事が心配で電話をしてもずっと電話はつながらず、安否が分からずとても不安になっています。もし、この災害用伝言板を知っていたら、すぐに安否を確認できて、どんなによかったかと思います。

災害はいつやってくるか分かりません。その時にすぐに使えるように、家族でぜひ体験利用提供日に使ってみて、訓練をしておきましょう!!

 

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